当初“ハンドバッグ編”となっておりましたが、ショルダーの間違いでした・・。スミマセン・・・。

ということで、いきなりですがショルダーのベルト部分のショットです。
今回は、同じ革を表裏貼り合わせる形ですが、表側は“ヘリ返し”をし、裏は“市切り”で切り落とすパターンで進めるようです。
いずれも、漉き機でいわゆる“ゼロ漉き”を施す必要がありますが、これだけ長いとちょっとドキドキですが・・・・・、
なんとか上手く漉けたようですね・・・。

150o位でしょうか・・・・、この長さだと一枚では取り切れない場合もありますので、途中でツギハギしております。
売り物のバッグ等でも時折こういうケースはありますので、問題はないと思われます。
また、長さ調節をする為、今回は“コキカン”を取り付けるみたいですね。

外縫いのマチには“ダーツ”を入れて、立体感を演出です。
そしていよいよ、マチと胴を縫い上げて・・・、

更には、カブセ(蓋)部分の表と裏を縫い合わせ・・・、

良い感じに仕上がってきました・・・。
丸鋲や、“飾りミシン”等・・・、今回は遊び心が満載です。

今回のバッグは、いわゆる“落とし”もしくは“落とし込み”といわれるパターンの作りとなっております。
つまり、表(外側)と裏(内側)をそれぞれ別々に作り、最後に開口部を縫い合わせて仕上げる方法です。

その開口部を最後に縫い上げ・・・、

完成〜!


背胴側には、ファスナーポケットが・・・、

また内側にもファスナーポケットを付け、より使い勝手を考えております。

今回は、ひとつの鞄で色々な技にチャレンジできたみたいで、かなりスキルアップできたようですね。
Iさん、この流れで次作はお母さまにバッグを作られるそうです。