2017年11月03日

オサレな“大人リュック”が完成〜!

今朝の“とくダネ!”情報ですが、日経トレンディの今年のヒット商品に、“anello”のリュックがランクインしたと・・・。
なにやら子育てママさんを中心とした女性からの評価が高かったとのこと。

そんな中、当工房でもリュック作りを進めているのがKさん・・。

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これまで、トートバッグ、ボストンバッグ等を順調に作成してきましたが・・・、

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こんな感じの、お洒落な“大人リュック”の完成を目指します。

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なるほど・・・、確かにオサレですなぁ・・・。

前胴&背胴&マチといった一般的な形状ではなく、前胴とマチが一体化したようなちょっとした変則スタイルですね・・・。
なんだかイマイチ完成形のシルエットが見えてこなかったので、取り敢えず縮小版で試作を作ってみることに・・・。

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なるほど、なるほど・・・、

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何となくわかりました・・・。

ということで、早速本番の型紙を作成・・・、

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でかっ!!
これなら“anello”に負けない位、いっぱい入りますね〜!

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これは何をしているかというと・・・、

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革の縫い代部分を“粗し”ています。
こういった内縫い構造のバッグは、革の表(銀)面同士を糊で貼り合わせてミシンに掛ける為、とうしても糊がはがれやすくなります。
ミシン縫いの最中に剥がれるととても厄介なので、革の表面に傷をつけることで剥離を防ぐ大事な下処理のひとつですね。

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こちら、背胴側がほぼ出来ました。

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続いて、本体ファスナーをミシンで縫い合わせてます。

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こちらは、側面に付けるファスナーのようですね。


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リュックを背負ったままで、脇のファスナーからも出し入れができるような構造にするようですね。

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ファスナー口がへたらないよう、裏面にも革の額縁を付けます。

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ショルダーのテープを縫い・・・、

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サルカワ&コカンも貼り合わせ・・・、

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最後にグルリを内縫いして・・・、

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完成〜!

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こちらは背中側・・・。

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側面からみるとこんな感じ・・・、そうそう昔の給食でよく出てきた“三角牛乳”のような形・・・。

て、古っ!!

多分40台以上じゃないと分からないだろ〜な〜・・。

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とってもオサレに仕上がりましたよっ!
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2017年10月27日

同じものを4つ作り、且つ改良する。

前ブログで、同じモノを2つ作って確実にスキルアップしている、ということでご登場いただいたAさん・・。

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先月こちらで作った“サンプル小銭入れ”の型紙を使い、今度は4つ作成しております。

ご家族や周りの方々に配られるそうですが、この向上心には脱帽です。

早速一つ目の作成に取り掛かったのですが、厚みを0.2o位に漉く“革漉き”でミスってしまい、端っこが切れてしまいました・・・。

新しく革を裁断しなおすのかと思いきや・・・、

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お〜、見事切れ端の革を継ぎ接ぎし、リカバリーに成功〜!

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刻み捻を使って、初めてチャレンジする“菊寄せ”・・・。

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左の方は、先日お母さまに作っていたバッグと同じ革のようなので、お母さまにあげるのかな・・・?

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因みにこちらの型紙は、当初のこちらの型紙からご自身で改良を加えた型紙のよう・・。

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当初の型紙だと、マチの長さの関係でここまでしか口は開きませんが・・・、


Aさんの改良版でつくると・・・、

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ガバッっ!!!とな・・。

お〜、研究心も高いっ!

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型紙にご自身で改良を加え、且つ色々な革で作ることで着実にプロに近づいてますね・・。

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2017年10月18日

同じモノを2つ以上作る

“同じモノを2つ以上作る”

これは“モノづくり”において上達する為に最も重要な要素のひとつですが、こういった教室等ではなかなか実践するのが難しいのが実情です。

やはり色んなことにチャレンジしたくなりますからね・・・。

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そんな中、頻繁に“同じモノを2つ”作って確実にスキルアップしているAさん・・・。

昨年、お嬢様の為に作ったパスポートケースに、この夏再度挑戦です。

こういった“ラウンド式ファスナースタイル”はPPケースのみならず、お財布やバッグ等でもよく見かけるスタイルですので、場数をこなせば着実にレベルアップを目指せます。


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同じものといっても、型紙等も前回とは異なっている為、ゼロからの作成です。
カード段もお手の物・・・。

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こちらは、パスポートや航空券を収納するところでしょうか・・・。


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財布でよく見る“笹マチ”スタイル・・・・。

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小銭の収納もできるよう、内部にもファスナーを付けてますね。
前回同様、見た目だけではなく、やはり機能性は重要です。

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こちらは、本体のファスナーを取り付けているところ・・・。ここは、前回から進化してます。

なにが進化しているかというと・・・、

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木型を使っております。
ネットで購入した木型に、ファスナーがスムーズに通るよう、わざわざ溝を削って作成したようです。

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最後に胴本体を縫い付けて・・、

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完成〜!

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因みに今回の革もご自身で購入されてきたもので、本体部分・内装部分等それぞれの厚みもご自身で判断されて“漉き”を施しております。

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因みにこちらは昨年お嬢様に作ったPPケース・・。

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Aさん、着実にスキルアップしてますね。
posted by tomo at 20:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 教室・工房

2017年10月09日

読書の秋?スポーツの秋?

靴とカバンを行ったり来たりのKさん・・・、久々ご登場です。

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工房の棚からいろんな革を引っ張り出してきてお悩み中のご様子・・・。

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これだけではモノ足りなかったようで・・・、

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過去10年程工房で使ってきた革で、ごみ箱に捨ててしまうにはちょっとモッタイナイかな・・・、という中途半端な切れ端をストックしてあるんですが、その袋もひっくり返して、更に物色中・・・。


お勤め先が図書館ということで、どうも“読書の秋だよっ!キャンペーン”っ的な出し物として、色々と展示するものを革で作ろうとしているようです。

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こちらは文庫本のブックカバーかな?

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ハハッ!かわいい〜・・。


“読書の秋”編の革をサクッと裁断後、さっさとかばんへ仕舞ってしまい(どうもお家で仕上げるようです・・・。)、次は一転、“スポーツの秋”モードへ・・・。

Kさん、基本的に工房へは自転車で来られるのですが、その距離10q以上・・・。
かなり筋金入りのサイクリストっす!!

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ということで、次はご自身で用意された革を使ってサイクルバッグを作るようです。

ちょい薄めのベジタブルタンニンレザー・・・。

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ミシンは使わず、総手縫いにするのに“平目打ち”か“菱目打ち”、どちらにしようかお悩み中・・・。

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今回は“平目打ち”でいくようですね・・・。

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蓋(カブセ)を型紙でとり、金具の位置を確認中・・・。

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因みにこちらはご自宅で手縫いで仕上げたトートバッグのようです。
Kさん、ほんっと手縫い好きだな〜!

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今回、蓋を留める金具は“ギボシ”を使うようですね・・。
確かに、簡単に開け閉めできることを考えるといい選択です。

次に自転車のハンドル部分に装着できるように、革のテープを裁断し、何で固定するかを色々と悩んだ末、ここは金具(Dカンやコカン等)は避け、“ベルクロ”(マジックテープですね)仕様にして、やはり簡単に着脱できる方法を選択っ!

しかし、ここで思わぬ落とし穴がっ!!

そう、ベルクロは手縫いではなくミシンなんですっ!
まあ手縫いでもできなくはないですが・・・。

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ということで、あれだけ避けてきたミシンを渋々使うことに・・・。

約一年ぶりだそうな・・・。

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ということで、完成〜!

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早速、愛車に装着っ!
(スミマセン、夜クラス終わりなので、真っ暗な中の撮影です。)

これからのサイクリングにも最高の季節に間に合いました。

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ということで、Kさんにとっては読書とスポーツ、プラス“ミシンの秋”ということで・・・。
posted by tomo at 10:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 教室・工房

2017年09月24日

極厚!手縫い財布が完成〜!

ご子息の靴を作成中のYさんでしたが・・・・、

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先日のインドネシアご出張の際、現地のご友人に、

“これと同じ財布作ってよ〜”

と頼まれたとのこと・・・。

ということで、靴作りは一時中断し、財布を作ることに・・・。

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以前もご紹介しましたが、Yさんのノート・・・。

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凄いです・・・。見た目と違って字が可愛い〜・・・。

・・・スミマセン・・・。

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その、再現すべく友人の財布の写真を撮り、且つ、革の厚みまで測ってきてますよ・・・。

かなりゴッツイ感じのお財布のようですな・・・。

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でもって、その情報をもとにYさん自身で作成した型紙がこちら・・。

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使用する革は、ミネルバボックスのブラック・・・、元厚が1.8oなり・・・・。

と、裁断後、いきなり糊付けし・組み立てようとしていたので、

“いくら極厚財布でも、これは厚過ぎっ!”

と・・・。

最も重なりが多いところの厚みを測っててみたところ、案の定トータル8.0oオーバー・・・。

これじゃあ、折り曲げることもできませんし、ポケットに収まりませんよ〜。

ということで、こちらである程度“革漉き”を施し・・・、

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なんとか、いい感じで・・・。

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それでも、5.6o・・・・。厚っ〜!
ただ、オリジナルがどうやらこれ位のようなので、こちらで進めましょう。

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最後、グルリを手縫いして・・・、

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完成〜!

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しっかり、お名前も入れて・・・、

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喜んでくれるといいですね・・・。

因みに、これはおいくら万円??
posted by tomo at 16:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 教室・工房

2017年09月20日

Aさん追っかけ記録A〜おまけ付きのショルダーが完成〜の巻

前々回ブログ、Aさんのショルダーバッグの続きです。

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心材を貼った表胴と底・横マチの縫製のところまででした・・・・。

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今回は、写真のような“天マチ”といわれる、かばんの上面部にファスナーと一緒に付けられるマチを付ける、というのが特徴の鞄です。

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入れ口については、同革を薄く漉いたテープを巻き付けて縫い上げるパターン・・・。

その時に登場するのが、これまでも何度か登場してきた、“逆抑え”です。

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通常、工房に置いてある【TE-5】や【TE-6】のような右アームのミシンは、針孔の左側に“抑え”がくるのですが、写真のように針孔の右側に“抑え”が来ています。

これで、ストレスなく綺麗に縫えるというわけです。


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なんとか無事に縫い上げることが出来ました。
このあと、内側のはみ出た薄革を“市切り”という道具で切り落として、綺麗に仕上げていきます。

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ということで、かんせい〜!

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型紙づくりから全てご自身おひとりで進めてきました。

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こちらは、合間に進めていた、同素材で作った“杖入れ”用の巾着・・・。
嬉しいおまけですね。


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お母さま、喜んでくれそうですね。

2017年09月10日

簡単小銭入れのサンプルを作ってみた。

大きなカバン作りや靴作りの場合、どうしても数か月はかかってしまいます。

そんな中、生徒さんより

“家族や友人にプレゼントとしてあげるもので、1日〜2日間位でサクッと作れるものが欲しいっ!”

といった声が時々ありますので、“小銭入れ”のサンプルを一つ作ってみました。

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革のパーツはこの3つ・・・。

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1o前後の革、今回はタンニン革“アリゾナ”のターコイスを使用してます。

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こちらは床面・・。

一番右のマチ部分のみ、0.4oの全漉きにしてますが、後は全体を斜め漉きで・・・。

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マチには薄手のボンテックスを入れてます。

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こちらは隠しホック(ハンシャ)のメスの方を打っておきます。

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裏地(布)と心材(ボンテックス0.4o)を貼った胴裏にマチを貼り合わせ・・・、

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最後に表胴の革を貼って、ヘリ返し、ミシンで縫って・・、

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完成〜!

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裁断から完成まで、昨日一日(3〜4時間)で終わったので、これなら1〜2日で仕上がりそうです。

posted by tomo at 16:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 鞄・小物作り

2017年09月05日

Aさん追っかけ記録@〜お母さまへのバッグを作成〜の巻

今作で16作目になるベテランAさん・・・。

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次はお母さまへのショルダーバッグを作成するみたいですね・・。

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こちらが作成予定のバッグの写真で・・・、

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こちらが、ご自身で作成された型紙を基に革を裁断したところ・・・。

もう私への質問なしに、サクッとご自宅で仕上げてきてしまいました。

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内装部も、段取り良く仕上げていきます。

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こちらは、前胴部分の外付けファスナーポケット・・・。
入れ口部を2つ折りにすることで、完成時にはファスナーが隠れるような構造になってます。

なかなか工夫されてますな〜。

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こちらはショルダー(肩紐)部のミシン掛け・・・。

表面はバッグ本体と同じ革を使い、裏地はPPテープを充て縫い合わせているようです。

もちろん両面革でもいいのですが、裏面が革だと(素材にもよりますが・・)肩に掛けたときに“滑り落ちやすい”といったこと、よくあると思います。

女性の方や、男性でもいわゆる“なで肩”の方なんかは経験があるのではないでしょうか・・。

今回のようにPPテープやアクリルテープを使うと、そういった心配は少なくなります。

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ご自身で購入されてきた革は、ご覧のようなシボあり“ピンクベージュ”で厚みは1.8o程でしょうか・・・。

マチや底面等、一部スライサーを芯として貼り合わせ“張り”を持たせております。

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底マチには飾りとしてクロスのステッチを掛け、次回完成を目指します。

2017年08月19日

Tさん追っかけ記録A(長財布・束入れ編)〜小技満載の長財布が完成っ!の巻

前回のブログ、Tさんの長財布の続きです。

今回は“磨き”ではなく、“ヘリ返し”で進めるということで以前ご紹介しました。

ヘリ返しにも2通りあって、返された裏面が裏地に覆われて完全に隠れてしまうパターンと、裏地を巻き込むことでヘリ返された裏面が見えてしまうパターンとがあります。

一般的なカバンや靴ではほとんどが前者のパターンなのですが、お財布等の小物ではあまり厚みを出せないので、後者で進めたものも多く見受けられます。

後者の場合は見た目も重要になってくるため、少し技術的に難しいのですが、この技法を一般的に“菊寄せ”といいます。

で、今回は難しい方の後者、“菊寄せ”に挑戦することになっております。

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いきなり本番、というには少し難しい技なので、まずは練習です。

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財布に見立てた革と心材をいくつか用意し、本番さながら猛練習・・・・。

菊寄せには、本来“刻み捻”という専用の道具があるのですが、切れなくなった包丁でも代用可能です。

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おっ!四隅 × 2枚 つまり8回ほどの練習ですが、いい感じに仕上がってきましたね〜。

今回は、この“菊寄せ”といい、風琴マチの一種・“渡りマチ”といい、小技満載の長財布になりそうです。

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ということで、早速本番へ・・・。

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最後にグルリを縫い上げて・・・、

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完成〜!

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こちら、初チャレンジの“渡りマチ”・・・。

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菊寄せも、初めての割には上手に出来たのではないでしょうか。

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お父さん、喜んでくれるといいですねっ!

2017年08月08日

Tさん追っかけ記録@(長財布・束入れ編)〜革小物は“漉き”が命っ!の巻

先月、お父様への誕生日プレゼントとして“箱マチ”の小銭入れを完成させたTさん・・・。

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“小銭入れだけだとチョット寂しいので、長財布も合わせて作りたい・・・。”

ということで、早速“束入れ”に挑戦です。

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因みに、こちらがその型紙・・・。
小銭入れが型紙3つだけだったのに対し、今回はなんと18個っ!!

誕生日に間に合わないよ〜!

とお伝えしましたが、

“大丈夫です、取り敢えず誕生日には小銭入れだけ渡しておいて、後で追っかけで渡しますっ!”

と・・・・、更には、

“その方が、2回喜んでくれるし、喜んでくれる期間も長くなりますから〜。”

なるほど・・・、孝行娘やな〜。


まずは、カード入れ部分を・・・。

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カードポケットとには、丁寧に“玉捻”を引き・・・、

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裏地を(今回はシャンタンを使用)ミシンで縫い進めていきます。

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因みに、革は小銭入れと同じ高級皮革“栃木レザー”を使っております。

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こちらは“胴表”部分・・・。
タンニンなので磨きでもいいのですが、今回は敢えて手間のかかる“ヘリ返し”仕様で・・・。

こういった革小物は、いわゆる“漉き”がとっても重要になってきます。

“カード段”や“マチ”部分等、たくさんの革や裏地が重なり合い、それを“ヘリ返し”によって包むように糊止め・縫い上げていくので、如何に薄く、且つ強度を壊さずに漉いていくか・・・。

0.2oにすべきか、0.4o位がいいのか・・・、場所や革の質によって見極めていく必要があります。

まさに“革漉き”が命っ!!、というわけです。

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こちらは胴表の裏(床)面・・・。
周りの、ヘリ返しの為の“斜め漉き”だけでなく、上下2段に渡って約20o幅で“段漉き”(折れ漉きともいいます)も施しております。

この辺はチョット難易度が高いので、こちらで漉きを施しております。

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更には“前段”を作り・・・、

そして、今回初挑戦となる、例の“風琴マチ”・・・。
正確には“風琴マチ”の一種といわれる“渡りマチ”といわれる部分へ・・。

小物づくりにおいて“マチ”には、様々なタイプがあります。
前回Tさんが作った小銭入れの“箱マチ”もそうですが、その他“笹マチ”や“通しマチ”、“アコーディオンマチ(扇マチ)”等、色んなのがあります。

一般的なお財布での札入れ部分は、主には“マチ無し”が殆どで、あったとしても“通しマチ”や“扇マチ”が多いのですが、これらの特徴は折りたたまれるマチが“谷”状になる(つまり仕切りが山状になる)のに対し、今回の“渡りマチ”は折れ曲がる部分が“山”状になる(つまり仕切りが谷状になる)ため、紙幣の出し入れがし易い、といった特徴があるわけです。

まあ、その分難しいのですが・・・。

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さあ、Tさん、上手く仕上がるかな・・・?

完成が楽しみです。