先月、機械を使った“革漉き”に初挑戦したMさん・・・。
大分機械にも慣れてきて、今度は“玉縁ち”の練習を兼ねた小銭入れを作成中です。

“玉縁ち”(もしくは“パイピング”ともいいます。)とは内縫いの鞄でよく用いられる手法で、例えば胴とマチの間に革や心材などを入れて縫い上げることをいいます。
よく、“強度を上げる為”といわれますが、差ほどそういう意味合いは無く、まあ見た目がかなり変わるといった感じです。
カチッとした雰囲気にしたい場合は、有効ですね。
最初は0.8mm程に全漉きした革を2mm幅の“ポリ芯”といわれる芯材に巻いて作成します。
ただ、ポリ芯を入れると長期にわたって使用した場合、革がこすれて芯がはみ出る場合がありますので嫌う人もいますが、まあ最初ですから・・・。
慣れてきたら革のみの玉縁ちに挑戦してみてください。
鮮やかなオレンジがなんだか美味しそう・・・。Mさん、これで基礎カリキュラムを全て終了し、いよいよ次回型紙づくりへ突入です。
オレンジといえば、日曜クラスのSさんも、かわいいバッグを作成中・・。

Sさん、“靴ブログ”のほうで、先月お友達へのゴルフシューズを完成させたばかりですが、(その様子はこちら⇒
http://sakaiworks.sblo.jp/article/156899285.html)
一ヶ月も経たないうちに、今度はお友達のお子さんへプレゼントする鞄を作ってしまいました。

タンニン革をふんだんに使った、
お子様にはちと贅沢なカバンですな・・。これは、“男の子用”で、もうひとつ“女の子用”も作成中だそう・・。
職人並みのペースで量産してますが、
Sさん、ちゃんと本業のお仕事してますか?でもって、もう2個目の鞄の目処が立ったようなので、
“今度は自分用のマウンテンブーツでも作ろうかな。”と・・・。

トウの部分はちょっと丸みを持たせたいとのことで、床革で自分好みのかたちを模索中・・。
鞄と靴を行ったり来たり・・・。そういえば、最初に登場したMさんも、靴から鞄への移行組み・・。
2年位前に、こんなん作ってました・・・。

あれ、これって“鞄ブログ”たったよな・・?