
また、色々加わったので、再登場です。
やっと洋服を着せてもらえました・・・。
さて、以前“財布作り〜其の一”にて途中までご紹介したお財布ですが・・。

実は随分前に完成してました。
どうもこういった小物を作り始めると一気に進んでしまいまして・・・、
途中の製作過程の写真をすっかり撮り忘れてしまう。

ということで、完成形のみご紹介ということで・・。
“お金がちゃんと貯まるように”
と今回財布を新調したわけですが、よくよく調べてみると、“赤い財布”はどうやらお金が貯まらないということが判明・・。
ということで、次回は別色で・・。
また今回の財布は、タンニンレザーで“へり”をすべて磨きで仕上げましたが、次回はすべて“へり返し”で進めてみようかと・・・。
“磨き”の財布ですら、革の厚みは0.5mm〜1.2mmでしたが、“ヘリ返し”となれば、折られる部分は更に薄く漉かないといけないため、難易度は上がりますが、チャレンジ中です。
近々公開予定。今度はしっかり写真撮り忘れないようにしよっと!
さて、現在進行中の作品は、書類鞄・・。
最初に、“持ち手”を作成。

今回始めて知りましたが、“持ち手”って最初はこんなんなってます。(写真銀色の部分)
確かに、最初っからあの形だと革は巻きづらいっすね〜。
アルミっぽい感じでとても軽くて、柔らかな素材。しかも中はくりぬかれた状態っす。
でもこれだけだと軽すぎるので、中に床革とか、紙粘土を詰めるみたいです。
今回は、しっかり手抜きをせず床革を詰めてみました。
で詰め込んだ側には、しっかりと厚みを出す為にやはり1.5mm前後のタンニンの革を貼り付けます。

表側、つまり手で握られる表面部分に革を巻きつけるわけですが、ここは革が厚過ぎると変な皺なんかが出てきますので、0.8mm厚位に漉いて、このように中に納まる部分に巻き込んでいきます。

で二つに折って外側を手縫いで締め、不要な部分を削り磨いていきます。
さて次回はいよいよ本体作りに入ります。