
これまで基礎カリキュラムで、小銭入れやペンケース等8点程の革小物を作成してきました。
当教室では、基礎カリキュラムが終わった方からご自身で好きなものを作成していただいておりますが、Yさんが最初に選んだのはいわゆる“ウエストポーチ”。

左上のものがご自身で今使われているもので、これと同じモノを革を使って作成していくようです。
型紙は全部で4つ・・・。
まあ、最初に作るものとしてはいいチョイスですね。

なにやらいっぱい書き込んであります。
手順としては、まず“胴”の形を任意で決め、その後その胴の形を基にマチの長さを算出して型紙を作ってきます。
細かな数値は、その数値を求める為の計算ですね・・・。
計算といっても、足し算・引き算等のいわゆる“四則計算”と、円周を出すための“2πアール”(2x3.14x半径)の公式くらいしか使いませんので、コツさえつかんでしまえば誰でもすぐ型紙作りはできると思います。

その型紙を使って切り出された革。
これらの革を、機械で漉いたり、ミシンで縫ったりしながら組み立てていくわけです。

裏地はオレンジの綿生地を使って・・・、

完成〜!

Yさん、次はトートバッグに挑戦です。