
次は“ボストンバッグ”にチャレンジしたみたい、ということで・・、

イメージとしては、こんな感じで完成を目指しております。

イメージ写真よりは、もう少し高さを増して型紙を作り、自前のベージュの革で取り敢えず“マチ”と“胴”を裁断・・。

今回は“落とし”の構造ではなく、各パーツ毎に裏地を貼り付けてから縫い付けていくパターンです。
Kさん、まだまだ苦手意識があるというミシンで内縫い作業へ・・・。

片面(前胴)のみ縫い合わせたところ・・・。なかなかいい感じですよ・・。

“玉縁ち”もいい具合に縫いあがったようですね。
でもって、同様に“背胴”も縫い合わせ・・、

最後、持ち手の長さを決めているところ・・・。
“ハンド”にしては長すぎず、また“ショルダー”にしては短すぎず・・・・。
ということで、ビニール紐を使って絶妙な長さを決めていきます。
この時注意してほしいのは、夏場と冬場ではジャストの長さが変わってくるということ・・・。
よくありがちなのが、夏場の薄手の時(Tシャツ一枚等)に合わせて作ってしまうと、冬、コート類等厚手の衣類を身に着けている状態で肩に掛けようとするとかなり窮屈になってくることがあります。
なので、コート類を着た状態で肩に掛けてみて窮屈でない位の長さはキープしておいた方が良い、ということになります。
今回、この持ち手作りのタイミングはちょうど2月頃・・・、まさに厚手の上着が必需の時期だったので、コートを着た状態に合わせて作りましたが、夏場にこの作業を行うときには要注意ということですね。

理想の長さを決め、革を裁断し・・、

ガラ芯を中に入れて、

持ち手が綺麗にできました。
でもって、本体と縫い合わせて・・・、

完成〜!

ご自身で用意された内装が、なかなかいい感じです。

可愛らしい感じの“ミニボストン”・・・・。
オールマイティに活躍してくれそうですね。