
カメラ本体を支える部分です。

これまでと違うところは底面と側面のステッチ・・・。
一見同じような感じですが、ここだけは『駒合わせ縫い』という方法で縫ってます。
一般的な『平縫い』といわれるステッチは縫い目の数を合わせる必要があります。

分かりにくいので上の図で説明すると、側面の革と底面の革の穴の数はそれぞれ8つです。
ところが側面革(外)と底面革(内)では、外径と内径で差が生じますがそのズレを解消するために、カーブの部分では内側の穴のピッチを小さく(3〜4o)しています。
ところが『駒合わせ縫い』は縫い目の数は無視して縫い合わせる方法です。

側面(外側)の革の穴が8つに対して、底面(内側)の穴は7つ・・・、一つ少ないです。
基本的にステッチは穴が対になっていなければならないのですが、今回のようにカーブが急だったりする場合はこのように角の部分で帳尻を合わせるように縫い進めていきます。
分かるかな・・・?
ということで、本体ケース部分も完成〜!

で、こちらは“コンチョ式”のジャンパホック・・。

いい感じで取り付けて・・・、

ストラップ部分だけは時間短縮の為、ミシンでダッダッダッ〜と・・。

で最後に染色をして・・、

完成〜!

こちらはカバー部分・・。

で、本体&ストラップ・・・。



これからのお花見&行楽シーズンに大活躍してくれそうですな・・。