
基礎カリキュラムも終わり、お二人で購入されてきた自前の革を使って、旦那さんは2ROOM仕様のショルダーバッグを、奥さまはトートバッグを作成中です。

奥さま、最初は“おっかなびっくり”で、恐る恐るしか出来なかった、“革漉き”も大分慣れてこられたご様子・・・。
そう、何事も思いっきりが大事ですから・・。
思いっきりいっちゃって下さい!

お二人揃ってミシン縫いの風景・・。
こうやってお二人揃って進めると、お互いの作業も確認できるのでいいみたいですね。
“違うよ〜、ここはこ〜した方がいいんだよ。”
とか、
“あなた、それそ〜じゃないわよっ。”
とか・・・・。
お互いに間違いを指摘しあったりなんかも出来ますし、また、自分がこれから進めようとしている作業をお相手がやっていると、参考にもなりますしね・・・。作業効率はいいみたいです。

旦那さんはミシンに悪戦苦戦中・・。まあ、結構冒険する方でして・・・。
たとえば、内縫いでよく使う“玉縁”は、普通ポリ芯を入れた方がミシン縫いのガイドにもなってくれて縫い易いんですが、私が一言、
“高級ブランドの上質なカバンなんかでは、革のみを段漉きして作ったりもします。”
なんて言っちゃったもんだから、芯なしで進めたりしてます。

だいぶ後悔されてるようですが・・・。もうクリップだらけです・・。

でもまあ何とか、片面は上手く縫えたようですね。
それに対して、奥さまはかなり“慎重派”・・。
ミシン縫いで自信が無いときは、
“じゃあ手縫いでっ!”と・・。
旦那さんのような危険は犯さない主義のようです。

お陰で旦那さんよりかなりハイペース・・。後は内袋と見付けを縫い合わせるだけのようです。

さてさて、どんなカバンが仕上がるか愉しみです。