※その時の様子はこちら⇒http://sakaiworks-bag.sblo.jp/archives/20160610-1.html

自前のオフホワイトの革を使った、立派なスマホケース・・・・、
なのですが、
“白系はすっごい汚れが目立って・・・、作り直したいっ!”
ということで、あれから1年しか経っておりませんが、改めてスマホケース作りと相成りました。

今回は、汚れが目立たないよう、またいい感じで“経年変化”していくよう、赤系のタンニンを使って進める模様・・。

また前作と違うところは、外側の革と内貼りの革の内外径差を考えなくていい様に“スライド式”にしたところ・・。
上の写真、右端のベージュの革がそうなんですが、意味わかりますでしょうか?
スマホケースや財布、はたまたキーケース等、折り曲げて使うような革小物でよくあるパターンです。
革等ある程度厚みのある同じ長さのものを内外重ねて折り曲げると、当然内側の方がはみ出てしまいます。
素材によってはある程度伸び縮みするので、若干内貼りパーツを短めにとって貼り合わせるパターンがひとつ・・。因みに昨年作成したスマホケースはこのパターンにて作成・・・。
2つ目は、“二つ折り財布”等によく見られる、このパターン。

こちら、現在使用中のマイ財布・・。二つ折りの状態・・・。

で、こちらが開いた状態・・・。
折れ曲がるセンター部分の下部のみが、縫い合わされていない状態です。内外でかなりの差が生じているのがお分かりでしょうか。
で3つ目がこのスライド式ですね。
素材や厚みに応じて色々試してみるのも面白いと思います。

こちらはAさんお得意の、敢えて同じ革を切り返すパターン・・。

短めストラップにはマグネットを埋め込んでいます。

失敗しないよう、下穴を開けて慎重に進めてます。
でもって、完成〜!

これなら、汚れは目立たなさそうですね〜。


こちらがスライド式のズーム・・・。

スマホ本体の下の内貼りの革が、閉じた時反対側の袋状になった革の下に潜り込むような形でスライドするわけです。
分かりました?