
最初の3〜4作は靴でしたが、ここのところ鞄にどっぷりハマっているようで、今回は“かごトート”に挑戦です。

まずは1/2スケールで試作を・・・。

なにやら特徴的な形のバッグですな・・。

試作のシルエットを確認し、微調整を少しした後、本番の革選びでお悩み中・・・。
最近はどうも“タンニン鞣し”の革を好んで使っているようで・・・、

こちらのグリーン系の革をチョイスされたようです。

それぞれのパーツをサクッと裁断・・・、

ミシンで縫い上げております。
胴とマチは、今回“内縫い”と“外縫い”の組み合わせ技です。
まずは20o幅の革テープとマチを内縫いし、その後革テープと胴を外縫いしていくパターンです。

胴は堅めのタンニンで、マチは少し柔軟性のある革で使い分けてるみたいですね。

柔らかい部分や薄い部分はポストミシンで、また厚みある部分は“腕ミシン”を使い分けてます。
見返しと胴はかなり固めの革なので、ここでは腕ミシンを使っています。

持ち手も少し特徴的な作りで縫い上げていき・・・、

完成〜!

持ち手に巻き革をして強度アップしておりますが、結果変わったシルエットの“かごトート”になりました。

Mさん、次もカバンを作るようで、いよいよ量産体制にはいりました。