
赤系というよりも、“深紅”・・・、もう完璧なるアカです。
ここのところ月イチのペースで色々と量産しているAさんですが、今度はお嬢さんのパスポートケースをこの革で作ることに・・・。

確か先月末から着手しているのですが、ブログを書いている本日(8/28)が渡航日ということで、約1ヶ月、間に合うかどうかヒヤヒヤでしたが・・・・、

このパターン、ケース類やお財布でよく見かけるのですが、下の写真のように両開きになっているそれぞれ別々にファスナーを開いた状態で貼り付けなければならない為、ちょっとしたコツが要ります。

直線のみなら簡単なのですが、アールのきついカーブが計4ヶ所ずつあるため、ファスナーの歯(専門用語で務歯といいます)が一つでも噛み合わないとスムーズな開閉が出来なくなる、という事態に陥ります。
今回Aさん、このパターンは初めてでしたが、愛する娘さんの渡航に間に合わせたい一心でかなり集中力が増したのでしょう、なんと一発okで・・・。

内装もパスポートはもちろん、数枚のカード入れやボーディングパス入れ、更にはファスナー付き小銭入れや、その後ろには蛇腹式のお札入れまでと盛りだくさんです。

ファスナーに付けた"ℛ"の文字はお名前のイニシャルかな・・・?

間に合ってよかったですね・・。