2016年05月06日

革製眼鏡ケース

昨年暮れからかばん作り教室へご参加のAさん・・。
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4か月ほどで基礎カリキュラムを終え、先月位からご自分の好きな作品作りに励んでおられます。

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まずは筒状の化粧ポーチを作り、次はご自身の眼鏡ケースを革で作ることに・・・。

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いわゆる“がま口”タイプの入れ物ですね・・。因みにお隣は基礎カリキュラムで作ったティッシュケース。
完成時はピンクの革だけでしたが、花柄の革をあしらったみたいです。

基礎カリキュラムの時は、裁断や漉き、ミシン縫い等基本的なことだけで精いっぱいだったみたいですね・・。
様々な革小物をいくつも作ってみることで、だいぶ“遊びごころ”的な余裕が出来てきたみたいですね。

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なかなかきれいに仕上がりました。

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中で眼鏡がカタカタ動かないよう、鼻あて用の仕切りも取り付けてます。

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また、前回の化粧ポーチでは1.2o厚の革と裏地だけで作ってみたところ、革が柔らかかったのか、少し“張り”が弱かった、という反省点を生かし、今回は革裏に心材を入れることで、"カチッ"とした仕上がりになりました。

革も"厚み"や"堅さ"によって作品の印象がだいぶ変わりますので、いろいろと悩むところですが、こうやって場数をこなすことによって、確実に経験値として積み上げられていきます。

因みにこちらは、がま口タイプのものを作るときの専用道具・・。

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上は“がま口”の両サイドの金具をつぶすための“口金つぶし”で、
下は口金の溝に革やその他素材を入れて押し込む為の“ハメ捻”といわれる道具・・。

Aさん、この道具もご自身で購入されたよう・・。

がま口タイプのものって、結構ハマる人は多いですからね・・。
Aさんもその口かしら・・・。
posted by tomo at 13:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 教室・工房