週末でデジカメケース

またまた登場の仙台のKさん・・・。



この連休を利用して、サクサクっとデジカメケースを完成させました。



まずは、カメラのサイズを測り、型紙作り・・・。



好みの革を選んで・・・、

今回は、incas社のカーフとヌメ革をチョイスした模様・・。

内張りもサニー豚のタンニンと、高級志向のようです。



切り貼りして・・、



ミシンで縫い上げて・・・、



何とかこの週末に完成させようと、必死です・・。



でもって、完成〜！





シンプルな作りなので、わずか2日で完成させました。



Kさん、次はまた靴へ戻るそうで、モンキーブーツを検討中・・。

外縫いポーチ

暦半年のMさん・・。



この半年で作ったのは、コースター、キーホルダー、包丁カバー、ブックカバー、小物入れ（ホック式）、ペンケース、ティッシュカバー、小銭入れ（ファスナー式小判型）、内縫いポーチの9点・・・。
次で丁度10作目になります。

今回は初めて“外縫い”仕様のポーチにチャレンジです。



タンニンの3mm弱ある、かなり堅めの革で、ミシン縫いがかなり大変・・・。
なので、胴に一度から縫いで穴を開けてから縫ってます。



革が堅い場合、勿論全体的に革を漉きますが、更にこのように革をよく揉んで柔らかくします。
縦・横・斜めと八方に揉むのですが、表面にシボを出したくない場合は銀面を外側に、シボを出したい場合は床面を外側にして揉みこむと良いでしょう。



何とか苦戦しながらも本体は完成し、金具を付けます。



黒の革に映えるよう、今回は全てゴールドの金具に統一・・。



最後に、尾錠タイプの肩紐を取り付けて・・・、



完成〜！





Mさん、自作はリュックか、手提げバッグかでお悩み中・・。

カバン修理で美味しいお酒を・・。

靴暦1年半のYさん・・・。

現在3足目、ノルウィージャンのブーツを作成中です。



すでに職場の同僚からは、“靴屋”とか“靴職人”と呼ばれているそうですが、

“靴を作れるなら、カバンの修理も出来るでしょっ！”

と、この日は同僚の方のカバンの修理をすることに・・。



持ち手がちぎれて、芯も割れちゃってますね・・。



合皮ではなさそうですが・・・、表面が割れてきております。



芯はウレタンのような素材・・・、こちらもかなり劣化してます。
持ち手はどうしても汗等の影響で劣化が早くなりがちです。

同僚の方いわく、お店に修理に出したら

“￥12,000です。”と、・・・

それでYさんのところに回ってきたとのこと。

ご苦労様ですっ！



ちぎれた持ち手を元に型紙を起こして、



ちょっと良い目の革をチョイス・・・。￥105/ds也。

芯には劣化の早い素材は避けて、今回はガラ芯を使うことにしました。



でもって、ミシンで縫い上げて・・、



完成〜！



“お店で￥12,000なら、￥5,000位は貰えるんじゃないですか？”

と聞いてみたら、“今度飲み代を奢らせる”とのこと・・。

是非美味しいお酒を愉しんできてください。

トートバッグ完成〜！！

前回ご登場のNさん、奥さんの方のトートバッグが完成しました。



最後の仕上げ・・、見付けにマグネットを取り付ける作業。


マグネットにはカシメるタイプや、ネジ式、割り足等ありますが、今回は割り足タイプで・・。



裏の金具足が革に擦れて劣化しないように、丸い当て革を付けてます。
こういった細かい気配りが、カバンを長持ちさせるためには重要です。



入れ口は切りっぱなし状態だったので、バイアスを巻きつけて縫い上げます。



以前も別の方でご紹介しましたが、この場合はミシンの押さえを“逆押さえ”に替えないとキレイに縫えません。

これまでとは少し勝手が違うので、少し戸惑いましたが・・・、




完成〜！

旦那さんより一足早く完成となりました。

いっぱい使ってあげて下さい。

奥さま、次はポーチORハンドバッグでお悩み中・・。

次もサクサクッと進めていきましょう。