今回は、教室で生徒さんに構造や素材等詳しく説明するときに使う、サンプルをいくつか作ってみました。

まずは、この外縫い仕様の鞄・・。
これまで、このブログで、

何mmの芯材を、こんな形で切り出して・・・、

裏地はこうして・・・、

フタはこんな感じで・・・、
なんてやってましたが、実際教室のときブログを見せながら説明するわけにもいかず・・・、
というわけで、完成前の状況のものを置いてみようかと・・・。

こんな感じで・・・、
中の構造なんかが見易いかなと・・・。

完成品だと、なかなか奥まで覗きづらいですが、こんな感じで、
手でガバッとね・・・。
こっちは内縫い・玉縁ち編・・。

シンプルなものではなく、こういった本体と外収納のポッケの複合技的な鞄なんかを・・・。

外側の立体収納部分なんかは、7〜8枚の革を縫いますが、外側からはちと分かりづらいので・・、

内側丸見え・・・。
なんならひっくり返してもらっても構いませんので・・。
ほんとは中古の既製品なんかを、一部分解したりしたほうが早いんですが、なにぶん費用もかかってもったいないですからね・・・。
なんて感じで作ってたら、アキちゃん、事務所をクビになった後の初仕事・・。

その名も、“見つけてこわそう”
身の回りのものを次々と壊すことにより、逆説的にもののありがたみを子供達に教える教育番組だそうです。
是非、靴や鞄もやって欲しいと思う今日この頃・・。