今回は、依頼主がご自身で選ばれた革を使って作成。
当ブログや“靴作り”ブログでも度々登場の、“松〇”さんセールのクロム革だそうで・・。
ただ内装については特に指示も無く“お任せ”的な感じだったので、ちょっと遊んじゃおっかな、と・・・。
以前、今は無き“キ〇カ堂”さんで購入したまま陽の目を見なかった、ちょっと派手目なシダ植物柄の布地・・。
更に内袋の中のポケット生地には“東急ハ〇ズ”で気まぐれで購入した“迷彩柄”・・・。
遊びすぎかな・・・。
怒られるかな・・。
ま、今更悩んでもしょうがない。いっちゃえ～。
全体の作りはほぼ終わりましたが、ここからは口金と金具留め・・・。
しかし、これだけ大きいと、もう普通にミシンは縫えません。
特にダレスの場合は口金が大きいし、金属で曲がらないので超大変・・。
口金を付けた状態で留め具の位置を決める必要があるので、写真のように一旦口金を糊＆クリップで固定し、留め具の付いた革の位置を決めます。
で留め具を付けた革と本体を縫い止めるわけですが、この辺りの革は多分7～8mmくらい・・。
なのでこのように“カラ縫い”をまずしておいてから本体と縫い合わせます。
もちろん手縫いでも良いのですが、ここはやはり他のステッチと併せる為、強引にミシン縫いで・・。
これで口金以外は完成です。
最後は内袋と“見付け”を縫い合わせたものと、口金と本体を縫い合わせて完成・・。
流石に口金部分はもうミシンは無理です。
なので、ここだけは手縫いにてチクチクチクと・・・。
何度も言うようですが、これだけ大きいと、手縫いも立ち作業です。
は～、終わらなかった～。
しょうがない、次回、其の三まで暫しお待ちを・・。
