これまで作ってきたボディ・ショルダー・トートバッグは、いずれも“四角い”シルエットだったので、今回は丸い感じにしようかと・・・。
で、型紙はこんな感じにしてみました。
中心線に対して、非対称的なところが今回のポイント。

前回同様、色はコンビで今回はキャメル&ブラック。
キャメル部分はやはりリスシオの【ボーネ】を使用。(※因みにボーネとは“骨”という意味で、まあ骨っぽい色ということなんでしょうけど、オリジナルの色は、どちらかというと薄〜いベージュでヌメっぽい色。)
今回は光沢を出す為、予めハイシャイン仕様にし、よりキャメルっぽい感じにしてあります。
黒い部分はボックスカーフを・・・。
今回も贅沢使用です。やはりこの素材であれば、軽く5万は超えるでしょう。
で、デザインはなんとなく太極図っぽい感じで・・。
まあ、深い意味は無いんですが・・・。
直線カットに飽きてきたかな、と・・・。
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まずカットした面をヤスリで均して・、

内縫いの接着面となる銀面を包丁で荒らして・・・。

地味な作業ですが、これは後々後悔しない為の欠かせない重要な作業です。

で各パーツを貼り合せ&ミシン縫いです。
最近は、2枚の革を重ねて縫うのではなく、こんな感じで1mm程あけて縫うのがマイブーム・・。

ステッチも2本だし手間もかかりますが、この表情が好きです。
で、ファスナーも同じ革で・・・。

右肩掛けにした時、外側に向く方に外ポケットを作ってみました。

2〜3mm外面を大きくして、ポッコリ感をだします。

これで胴部分の完成です。
ただ、このまま前後2枚を縫い合わせてしまうとペタンコになって、大きさの割りに収納の悪い鞄になってしまうので、底部のみマチをつける。

今回は舟形の底マチ・・。

これで収納もバッチリ、


且つ自立するようになりました。
あとは内袋と、肩紐作成ですが、今日はここまで・・。